「cc-rsg-web」に35万行を読ませたら、約90分で仕様書の叩き台が出た
- 公開
- 正式公開 2026-06-23(Web版一般公開)
- 作り手
- 東洋システム(会社)
- 対応
- Web
- 価格
- 見積もり(準委任・伴走支援。範囲・期間に応じて算出)
どんなアプリか
AI が叩き台を 1〜2 時間で。続く対話で現場の暗黙知を引き出し、共同で完成へ。
東洋システム、cc-rsg-web 公式サイト
cc-rsg-web は、既存のソースコードから仕様書を作るサービスです。まず AI がコードベースをスキャンし、章の構成・ER 図・シーケンス図・引用元 REF を含む初稿を 1〜2 時間で組み上げます。公式サイトは、この初稿を対話の出発点であり完成品ではないと位置づけています。
続いて、運営する東洋システムが章ごとに設計判断の理由や例外処理の経緯をヒアリングし、回答をドラフトに反映します。解析・生成は AI が自動で進め、Phase 0(ゴール定義)と Phase 5(対話)で依頼側の意図とドメイン知識を取り込みます。仕上がった仕様書は全文にソースへの逆参照(REF)を持ち、コードが変わったときにどの章を更新すべきかまで追跡できるとしています。
実証として、OSS の Redmine 全体を解析し、Mermaid 図と REF 引用つきの仕様書13章を生成した例が公開されています。対象は約35万行で、公式サイトではこれが実証済みの最大規模とされています。仕組みの土台は、コードから仕様書を逆生成する OSS の Claude Code スキル cc-rsg です。
料金とデータの置き場所
料金は決まった価格表ではなく、取り組みの範囲と期間に応じた見積もりです。対象コード・目的・体制を聞いたうえで算出し、継続的な更新支援は期間契約で相談する形です。
預けたコードは NDA のもと隔離環境で扱われ、作業後に削除されます。サーバー専有のプライベート環境にも対応でき、コードは契約環境内でのみ処理されるとしています。AI の処理には Anthropic の API が使われます。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| cc-rsg-web | 仕様書の逆生成(伴走型) | AI の叩き台に現場へのヒアリングを重ね、全文に REF を付けた仕様書に仕上げる | Web | 見積もり |
| wikigen | ドキュメント生成 | リポジトリのコードから API 仕様やデータモデルを GitHub Wiki 互換の Markdown として生成 | CLI(Go 単一バイナリ) | 無料(OSS) |
| indexion | コードベースの地図 | 重複検出・リファクタリング計画・ドキュメント生成・自然言語検索をまとめる | CLI(MoonBit)/ MCP | 無料(OSS, Apache-2.0) |
| artgraph | ドリフト検出 | 仕様書・コード・テストのズレを LLM ではなくハッシュで決定的に検出 | CLI | 無料(OSS) |
入れる前に
契約は準委任で、特定の成果物の完成を保証する請負ではありません。取り組みの途中で生まれるドラフトなどが随時渡される形です。小規模な範囲から試験的に依頼することもでき、窓口はお問い合わせフォームです。
対象のプログラミング言語は特に限定されていません。約35万行を超える規模でも動作するとしていますが、コードベースが大きいほど第1段階の叩き台は全体をつかむ広く浅いものになり、対話を重ねて掘り下げていく前提です。