「cargo-coupling」の結果をAIに貼るだけで、直し方の提案がもらえる
- 公開
- 正式公開 2025-12-18
- 作り手
- nwiizo(個人)
- 対応
- CLI(Rust・cargo サブコマンド)・Docker
- 言語
- 英語・日本語
- 価格
- 無料(MIT ライセンス)
- 評価
- GitHub のスター 112(2026-10-13)
どんなアプリか
Measure the “right distance” in your Rust code.
nwiizo さん、GitHub の README
Rust プロジェクトの結合を、Vlad Khononov の『Balancing Coupling in Software Design』の枠組みに沿って分析する cargo のサブコマンドです。結合の強さ(Integration Strength)、距離(Distance)、変動性(Volatility)の3つの軸から、0.0〜1.0 のバランススコアを出します。
変動性は Git の履歴にある変更の頻度から計算します。そのため変動性の分析には Git の履歴が必要で、–no-git を付けずに実行したときに行われます。
既定では重大度 Low の問題を隠し、–all を付けるとすべて表示します。–japanese(–jp)で説明つきの日本語出力に、–verbose で問題をやさしい言葉と修正例つきで説明する出力に切り替わります。
–check は閾値と終了コードを設定できる CI/CD の品質ゲートです。–check に –baseline を組み合わせて Git の ref と比べると、新しく出た問題があるときに失敗させられます。ほかに、Git の過去のリビジョンを抜き出して結合の推移を見る –history や、Claude や Copilot などのコーディングエージェント向けに整えた出力を作る –ai があります。
–web を付けるとブラウザで使う画面が開き、2D/3D のグラフやタイムライン、ホットスポット、影響範囲(Blast Radius)などを表示します。この Web UI は実験的な機能とされています。
料金とデータの置き場所
MIT ライセンスで公開されています。cargo install で入れるほか、Docker のイメージも用意されています。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| cargo-coupling | 結合の分析 | 強さ・距離・変動性の3軸からバランススコアを出す | CLI(cargo サブコマンド) | 無料(OSS, MIT) |
| Mado | リンター | Rust で書かれた Markdown リンター。CommonMark と GitHub Flavored Markdown に準拠 | CLI(Rust) | 無料(OSS, Apache-2.0) |
| cargo.nvim | エディタ連携 | Neovim から Cargo コマンドをフローティングウィンドウで実行 | Neovim プラグイン | 無料(OSS, MIT) |
入れる前に
README では実験段階のプロジェクトだと明記されており、スコアの計算方法や閾値、検出するパターンは実際の利用者の声をもとに変わることがあります。使った感想は GitHub Issues で受け付けています。
実行時の結合やマクロ、無効な cfg の経路など、分析で見ていない部分は「Not Analyzed」として一覧で示されます。問題が出なかった結果は「見つかった問題がない」という意味で、結合のリスクが無いことの証明ではないと説明されています。