まだ管理画面のCRUDを毎回手書きしてる?「adms」はDBから自動で生やす

adms
PostgreSQL・MySQL に向けて起動すると、HTTP API と管理画面を出す単一バイナリ
GitHub
公開
正式公開 2026-07-01(リポジトリ作成は2026-05-21)
作り手
mickamy(個人)
対応
Mac・Linux・Windows
価格
無料(MIT ライセンス)
評価
GitHub のスター 14(2026-10-09)

どんなアプリか

データベースに向けて起動すると、フロントエンドから直接呼べる HTTP API と、同じバイナリから配信されるブラウザの管理画面の二つの入口ができます。起動時にデータベースの構造を読み取り、テーブルごとに /<テーブル名> のリソースを用意します。

No service layer, no codegen, no schema duplicated in two places.

mickamy さん、GitHub の README

API では、絞り込み・列の選択・並べ替え・ページ送り・関連する行の埋め込みを URL のクエリで指定し、書き込みは POST / PATCH / DELETE に JSON を渡します。形は PostgREST に合わせてあります。

設定で ui.enabled: true にすると管理画面が開き、スキーマごとのテーブル一覧、並べ替えや絞り込みができる行の表示、その場での編集、CSV / JSON の書き出し、スキーマの表示、ER 図が使えます。画面の HTML・CSS・JavaScript は実行ファイルに埋め込まれていて、閉じたネットワークでも外部の CDN に接続せずに動きます。

README は最も近いものとして PostgREST を挙げ、あちらは PostgreSQL 向けで API のみ、adms は PostgreSQL と MySQL の両方、API と(必要なら)管理画面の両方を目指すと説明しています。

料金とデータの置き場所

GitHub で MIT ライセンスのもと公開されています。macOS・Linux・Windows 向けのビルド済みバイナリがリリースごとに添付されています。

入れる前に

認証の設定は既定で none になっていて、そのままでは API が開いた状態です。管理画面には独自のログインがなく、README はネットワークやゲートウェイの内側に置くよう書いています。

安全策として、read_only: true にすると書き込みが拒否され、管理画面からも書き込みの操作が隠れます。条件を付けない PATCH / DELETE は API でも管理画面でも 400 で返されます。

OIDC の認証を使う場合、同梱の管理画面は渡すトークンを持たないため、README は OIDC を処理するゲートウェイを前に置くよう案内しています。