まだCIの確認のためにpushしてるの?「actrun」なら手元で

actrun
GitHub Actions のワークフローを手元で実行・デバッグする CLI
GitHub
公開
正式公開 2026-03-16(リポジトリ作成 2026-03-12)
作り手
mizchi(個人)
対応
Linux・Mac・CLI(npm)・Docker
言語
英語
価格
無料(Apache-2.0 ライセンス)
評価
GitHub のスター 674(2026-10-12)

どんなアプリか

actrun は、GitHub Actions のワークフローを手元のマシンで実行し、デバッグするためのランナーです。プログラミング言語 MoonBit で作られていて、GitHub の gh コマンドと互換の CLI で操作します。

actrun keeps its release contract as close as possible to existing GitHub Actions semantics.

mizchi さん、GitHub の README

入れ方は複数あります。npx ならインストールせずに実行でき、Linux と macOS 向けの curl によるインストール、Docker イメージ、npm のグローバルインストール、Nix、moon install も README に載っています。

ワークフローの実行のほかに、実行せずに実行の計画を表示する –dry-run、式の型チェックや使われないコードを見つける lint、ジョブの依存関係を図にする viz のコマンドがあります。

既定では、分離した git worktree を作ってその中で実行します。前回の実行で失敗したジョブをやり直す –retry や、関係するファイルが変わっていないときにワークフローを飛ばす –affected も用意されています。

料金とデータの置き場所

GitHub で Apache-2.0 ライセンスのもとで公開されています。

同じ分野のアプリ

名前型仕掛け対応料金
actrunローカル実行ワークフローを手元で実行・デバッグするCLI(npm・Docker ほか)無料(OSS, Apache-2.0)
ghats記述ワークフローを TypeScript で書いて YAML を生成するCLI(npm)無料(OSS, MIT)
lazyactions監視lazygit 風の操作で監視・ログ閲覧・再実行ができる TUICLI(Go)無料(OSS, MIT)
gh-slimify書き換え軽量ランナー ubuntu-slim に移せるワークフローを見つけて書き換えるgh CLI 拡張(Go)無料(ライセンス表記なし)
rtタスクランナーMakefile や justfile などを見つけて対話的にタスクを選んで実行するCLI(Rust)無料(OSS, MIT)

入れる前に

actions/checkout や actions/cache、actions/setup-node などの一部のアクションは actrun の中で再現され、ほかの node のアクション、docker のアクション、composite のアクションは取得して実行されます。対応する入力の一覧は README にあります。

シークレットは ACTRUN_SECRET_ で始まる環境変数で渡します。標準出力・標準エラー・ログ・実行記録の中では自動で伏せ字になります。

実行中は ACTRUN_LOCAL=true が設定されます。if: の条件にこれを使うと、手元では飛ばす手順や、GitHub Actions では飛ばして手元で動かす手順を書き分けられます。

作業フォルダに flake.nix か shell.nix があると、run: の手順を Nix の環境で包んで実行します。この検出には nix が入っている必要があり、無い場合は包まずに進みます。

wasm:// や runs-on: wasi などの拡張は実験的な扱いで、リリースで約束する範囲には含まれていません。